千葉県浦安市にあるにあるデイサービス施設「夢のみずうみ村」の見学に行ってきました。
施設入口の看板には「人生の現役養成道場」
この施設はリハビリを通して、心も体も元気になって、人生をまだまだ現役でやるぞ!!とさせてくれます。
利用者は朝施設についたらその日のリハビリのメニューを決めます。
自分が決めるということが大切なんだそうです。
種類も豊富でその数なんと200種類。
「ポパイ」なんてメニューがあったので、なんですかって聞いちゃいました。
ポパイは筋肉モリモリ。そう、トレーニングマシンのことなのでした。
他にも面白そうな名前がいっぱい。
遊び心も満載です。
夕方はカジノが大人気。
すべてのリハビリメニューには施設内通過「ユーメ」が必要なので、
利用者はカジノで稼ぐ必要があるのだそうです。
カジノの時の利用者は、とても元気なのだそうです。
そうそう、施設の説明をしてくれたのは、職員さんでなくて、利用者の方なんです。
もう80歳を超え、歩くのも大変なのですが、とてもやりがいがあるみたい。
お世話されるより、お世話したほうがいいのでしょうね。
メニューの中ではパン作りが人気なのだそうです。
パン屋さんのような発酵機や大型のパン焼き機まであって本格的です。
利用者が作って、お家に持って帰ると家族から喜ばれるからなのだそうです。
パン作りの先生も利用者です。
他にも木工室、陶芸室、手芸室、書道室などがあり、先生は全て利用者さん。
植物を育てる部屋、カラオケルーム、歌声喫茶、パソコンルーム、
バンドや太鼓ができる防音ルーム、プール、ゴルフ練習場
などなど盛りだくさん。
木工室
防音ルーム
カラオケルーム
プール
通路はすべててすりなしの段差だらけ。
自宅に帰ればバリアだらけなので、施設だけバリアフリーでは意味がないのだそうです。
笑いながら、ここは「バリア有り~」だよと教えてくれました。
写真は「なんだ坂」もちろん「こんな坂」もありました。
食事も上げ膳、下げ膳はご法度。
利用者自らが自分のできる範囲で食事を選んで、食器に盛り付けるバイキング方式。
職員は最低限の介助しかしません。
その結果リハビリがどんどん進んでいるのだそうです。
中には要介護度5から2になった利用者もいるのだそうです。
介護とは…考えさせられる施設でした。