8月30日、掛川の生徒さん達と静岡リハパークの見学に行ってきました。
①福祉用具②自助具③住宅改修のシュミレーション室の3つを見学しました。
講義で段差解消のためのスロープが1/12以下になるように作られていると言われても実感できませんが、
リハパークでは1/15と1/18のスロープが作られているため、
それぞれのスロープで生徒さん達が車いすを押して体験し、違いを実感できました。
ところで6輪の車いすって見たことがありますか?
リハパークには6輪の車いすがあります。
よく見るタイプの車いす(4輪)では日本の狭い廊下から部屋に入ることが困難ですが、
6輪の車いすは回転半径が小さいため難なく部屋に入ることができます。
みなさん目からうろこでした。

片まひの方などが日常生活をするのに困ることがあります。
たとえば、ペットボトルのふたをあけるとか瓶のふたをあけるとか
そんな単純なことも片手ではやりにくいものです。
そんな不便さを解消してくれるのが「自助具」
自らを助ける道具と書きます。
ここリハパークには何百点もの自作の自助具があります。

写真はペットボトルや瓶をさはんで蓋をあけるためのもの。
棒を回すと瓶が固定されます。
そうすると片手で蓋を取ることができます。
ほんとに工夫されているものが多くあります。
お昼休みは恒例の静岡の町中に出てのランチです。
今回はベトナム料理。
生春巻きやちまきやフォーなどみなさん食べていました。
写真はカレーセット。ベトナム産ドラゴンフルーツも付いています。

食後はおでん屋にもよりました。静岡おでんおいしいですね。
遠足気分の施設見学でした。