介護職員初任者研修3ヶ月コースが始まって約1ヵ月
座学で施設について学びましたが、
実際には施設内を見たこともない受講生が大半です。
そこで8月7日は掛川市と御前崎市の2つの社会福祉法人に見学に行ってきました。
くにやす苑
最初は掛川市の「くにやす苑」。
特別養護老人ホームの定員80名、ショートステイ20名、デイサービス30名の
大きな施設ですが、会議室などの一部を除いてすべてが平屋建ての施設です。
受講生たちは施設というと病院のようなところをイメージしていたようですが、
終の棲家は我が家のように過ごせるようにと工夫されています。
ユニット型の施設なので10名が1つのユニットで生活をしているのですが、
食事をとるテーブルもご利用者の体格に合わせて高さが違っていました。
テーブルの高さは一律の施設もある中で、
ご利用者第一に考えていることが伝わってきました。

見学の後、1年前にTAPのホームヘルパー2級の講習を受けた職員が
受講生の前で挨拶をしてくれました。
「毎日楽しく働いています。」と。
その笑顔に受講生たちはとても励まされたと思います。
灯光園
灯光園はホームヘルパー2級の講座を始める時にお世話になった施設です。
玄関をはいるとどこかのホテルに来たような雰囲気です。
研修では施設内の写真をプロジェクターを通して見せてくれました。
また、オムツ0運動をしている話をしてくれました。
施設長はとにかくパワフルです。
介護に対する想いがとにかく強い。
受講生たちはそんな施設長の姿に感動していました。
これまで漠然としたイメージだったのが、かなり明確になってきたことと思います。